娘が年長さんになって、最近「こういうことも、そろそろちゃんと伝えておきたいな」と思うことが増えてきました。
でも、親がいきなり真面目な顔で説明すると、なんだか説教っぽくなってしまう。
そんなときにたよりになるのが、やっぱり絵本。
今回は、年長さんの娘と一緒に読んでいる絵本を2冊紹介します。
・だいじだいじどーこだ?
・ふわふわとちくちく
どちらも「お勉強」という感じではなく、親子で話すきっかけを作ってくれる絵本です。
『だいじだいじどーこだ?』
まずはこちら。
かなり取り上げられている本なので
もう既に読んだことのある方も多いかと思います。
『だいじだいじどーこだ?』は、自分の体を大切にすることや、プライベートパーツについて、子どもにも分かりやすく伝えてくれる絵本です。
私がこの本をいいなと思っているのは、単に「ここは大事なところですよ」と教えるだけではなく、
「自分の体は自分のもの」
という感覚につながるところ。
困ったときには、信頼できる大人に相談していいということも伝えてくれます。
「自分の体を大切にする」を、絵本で伝える
こういうことって、親が口で説明しようとすると、どうしても難しくなります。
「知らない人についていっちゃダメ」
「嫌なことをされたら言ってね」
だけではなく、
自分の体を自分で大切にしていいんだよ。
嫌なことは嫌って言っていいんだよ。
困ったら大人に話していいんだよ。
ということを、普段から自然に知っておいてほしい。
そんなときに、絵本が一冊あると話しやすいなと思いました。
「性教育」というより、まずは自分を大切にする話
私はこの本を、いきなり「性教育の本」として構えて読むというより、
「自分の体を大事にするための絵本」
くらいの感覚で娘と読んでいます。

娘がどこまで理解しているかは分かりません。
でも、今すべて理解する必要もないと思っています。
何度か読んでいるうちに、
「あ、これ知ってる」
となれば、それで十分。
必要なときに思い出せるように、家に置いておく。
これも私の考える「種まき」のひとつです。
ちなみに、娘が通う保育園でも絵本棚に入っています。
保育の時間の中でも、皆で読んだ時間を取ったようで娘からも
読んだんだよー!と教えてもらいました。
『ふわふわとちくちく』
もう一冊が『ふわふわとちくちく』。
こちらは、言葉の選び方について考える絵本です。
こちらもかなり有名な一冊。
相手の心が元気になったり、楽しくなったりする言葉を「ふわふわことば」。
反対に、相手の心が痛くなったり、悲しくなったりする言葉を「ちくちくことば」として紹介しています。
年長さんくらいになると、お友達との関わりもどんどん増えてきます。
自分の気持ちを言葉にすることも増える。
そして……
言葉もだんだん強くなる。
悪気はないのに、言い方がきつい。
本人は普通に言っただけなのに、相手は傷ついてしまう。
そんなことも出てきますよね。
「今の言葉、ふわふわ?ちくちく?」
「そんな言い方しちゃダメ!」
と毎回注意するだけではなく、
「今の言葉、ふわふわかな?ちくちくかな?」
と考えるきっかけがあるのはいいなと思っています。
子ども自身が、
「この言葉を言われたらどんな気持ちかな?」
と考えるきっかけにもなります。
そして、親も気をつけなければ……
これを読んでいるとですね。
子どもだけじゃなくて、親も気をつけないとな……と思います。
忙しいと、
「早くして!」
「もういい!」
「なんでできないの?」
なんて、ついつい言ってしまう。
いや、私も言います。笑
だから「子どもに正しい言葉遣いを教える本」というより、
家族みんなで言葉を考えるきっかけになる本
として読んでいます。
そして、こちらの本は
小学五年生の兄ちゃんへの働きかけにも役立っていると感じています。
兄ちゃんは妹を可愛がる場面もありますが、ベースのことばが結構苛烈で
友達に対しても、家族に対しても、優しい言葉遣いができているとは言えません。
妹を泣かさないで
というより、今のをチクチク言葉からふわふわ言葉に言い換えてみて!?
なんていうと、小学校高学年のお兄ちゃんでも考えるきっかけになるようです。
年長さんの今だから読んでおきたい2冊
この2冊、テーマは全然違います。
『だいじだいじどーこだ?』は、
自分の体と気持ちを大切にすること。
『ふわふわとちくちく』は、
自分も相手も大切にするために、言葉を選ぶこと。
でも、並べてみるとどちらも、
「自分を大切にする」
「相手も大切にする」
というところにつながっている気がします。
年長さんになると、小学校入学も少しずつ見えてきます。
勉強の準備ももちろん大切だけど、
・自分の嫌な気持ちを伝える
・困ったときに大人に相談する
・自分の体を大切にする
・相手の気持ちを考える
・言葉を選ぶ
こういうことも、少しずつ身につけていってほしい。
だから我が家では、こういう本も「今すぐ完璧に身につけさせるため」ではなく、家に置いておく種まきとして取り入れています。
絵本って、何度も読ませなくてもいい。
子どもがその日に何かを感じ取ってくれたら、それで十分。
そして、半年後や1年後、さらにはもっと大きくなってから突然
「そういえば、あの本に書いてあったよね」
となるかもしれない。
そんなふうに、長く家に残ってくれる本が私は好きです(*^-^)
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